李香蘭 [ミュージカル 劇団四季]
Story: ★★★★★★★☆☆☆
Music:★★★★★★☆☆☆☆
昔、『異国の丘』を観たことがある。結構衝撃的で、感動した覚えがあった。それ以来、劇団四季戦争三部作と呼ばれる他の作品も観てみたいとずっと思っていて、今回『夢から醒めた夢』を購入するついでにこの作品も買ってみた。
内容的には1930年頃から1945年頃までの、日本が中国で行った極悪非道な出来事を語りと劇で紹介する的な要素が強く、その中に李香蘭がエピソードが入ってくる感じで、歴史を学ぶ教材として面白い。しかも描かれ方が、日本の加害者性を強く打ち出しているところがかなり好感が持てる。
ミュージカル・ナンバーとしては、「中国と日本」最後の曲などメロディアスな曲も多く、異国情緒漂う曲、「蘇州夜曲」などの昭和の名曲なども登場し、それなりに楽しめる。
結構長い作品で見るのがしんどいが、中学生くらいにはもってこいの作品と言える。
ユタと不思議な仲間たち [ミュージカル 劇団四季]
Story: ★★★★★★☆☆☆☆
Music:★★★★☆☆☆☆☆☆
子どもたちの学芸会で6年生がやっていたらしいミュージカル。劇団四季のオリジナルということで、『夢から醒めた夢』を購入するついでに購入。
あらすじ等読んでも私はあまり興味を惹かれなかったので、東北特別招待講演というこの安いDVDを購入。
子どもたちは6年生の劇を生で観ていたことで結構内容や音楽に馴染みがあったらしく熱中して観ていた。
自分的にはストーリーもあまり良いとも思えないし、音楽は「生きているってすばらしい」と「ともだちはいいもんだ」以外は正直イマイチ。上記二曲もすごい良い曲か、と言われるとまあ普通。
メッセージは結構強く、いじめ問題を扱っていて、それを乗り越えていくというもので悪くはないのだが、何となく・・・。
とはいえ、ダンスなどもあり、生で観たらそれなりに楽しめるのではないだろうか。
夢から醒めた夢 [ミュージカル 劇団四季]
Story: ★★★★★★★☆☆☆
Music:★★★★★★★☆☆☆
今年小5の長男が学芸会でこの劇をやり、ピアノ伴奏も担当し、メロディがちょっと耳に残ったので思わず買ってしまった一枚。
赤川次郎原作本はイマイチだったが、このミュージカルはストーリーが原作より締まった感じになっており、流れも自然で、歌もわざとらしく入ってくる感じもなく結構良かった。
子供たちもお気に入りで、特に「夢を配る」「愛をありがとう」「二人の世界」が感動的なナンバーとなっている。
ストーリーも音楽もわかりやすいこの劇団四季のオリジナル・ミュージカル、オススメである。
劇団四季はディズニーや海外の翻訳ものばかりではなくこうしたオリジナルミュージカルをもっとやれば良いのにと思ってしまう。
6つの前奏曲 Op.13 [スクリャービン ピアノ曲]
01. ハ長調
★★★★★★☆☆☆☆
静かに荘厳に始まる。中盤盛り上がり、最後は静かに終わる。
02. イ短調
★★★★★★★☆☆☆
劇的に右手も左手も動き回る激しい曲。1分に満たないが非常にドラマティック。
03. ト長調
★★★★★★★☆☆☆
静かに穏やかに始まる。静かな左手のアルペジオが綺麗。終始静か。
04. ホ短調
★★★★★★★☆☆☆
きらめくような流れるような美しい曲。
05. ニ長調
★★★★★★☆☆☆☆
静かで穏やかなメロディの曲。左手は結構動き回る。
06. ロ短調
★★★★★★★☆☆☆
激しいリズミカルな行進曲風の曲。格好良い。
全体的に悪くない。