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プロコフィエフ [作曲家 伝記]


音楽家の伝記 はじめに読む1冊 プロコフィエフ (音楽家の伝記はじめに読む1冊)

音楽家の伝記 はじめに読む1冊 プロコフィエフ (音楽家の伝記はじめに読む1冊)

  • 作者: ひの まどか
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
  • 発売日: 2023/01/27
  • メディア: 単行本



しばらく前に出ていた本だが、せっかくなのでプロコフィエフの音楽を集中的に聴いている時に読もうと取っておいた本。
あまり彼のことは知らなかったし、曲もそこまで魅力的だとは思っていなかった。
彼は二つの世界大戦を経験し、スターリンの独裁政権下をソ連で過ごした結構大変な人生を送った人だと知った。さらに日本にも滞在したことがあり、かの山田耕筰ともアメリカで話をしたことがあると知って結構驚いた。

そして作曲家にありがちな、控えめで内向的な正確ではなく、鼻っぱしが強く自信過剰だったということを知り、何となく彼の音楽が好きになれない理由がわかった。

とはいえ、色々聴くとやはり面白い音楽を書く人ではあるなあと思う。

それなりにプロコフィエフのことがいろいろと知れてよかった。
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ピアノ協奏曲 第一番 変ニ長調 Op.10 [プロコフィエフ 協奏曲]


プロコフィエフ:P協奏曲全集

プロコフィエフ:P協奏曲全集

  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1998/03/01
  • メディア: CD



第一楽章 Allegro brioso
★★★★★★☆☆☆☆
華やかで明るく希望に満ちた前奏で始まる。
若々しい激しい第一主題。少し不穏な暗めの第二主題の対比が面白い。
軽やかな展開部を経て、前奏が回帰されピアノが入ってきて華やかに終わる。


第二楽章 Andante assai
★★★★★☆☆☆☆☆
弦の美しい響きで始まる。ピアノが静かにゆったりと入ってくる。さざなみのようなピアノの後、ドラマティックかつロマンティックになっていく。最後は静かに消え入るように終わる。

第三楽章 Allegro scherzando
★★★★★★☆☆☆☆
静かな牧歌的な短い前走で始まり、諧謔的なメロディを、ピアノが元気に奏でる。明るくオケが入ってきて少しおどけたメロディを奏でると、第一楽章のテーマがピアノによって回帰される。最後はピアノが暴れまわり、前奏のメロディも現れ終わる。

悪くはない。
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