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ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 ハ長調 D.934 [シューベルト 室内楽曲]





せっかく書いたのに上書きで消してしまった・・・。久しぶりにやってしまった。

第一楽章 Andante Moltp
★★★★★★★★★☆
ピアノのトレモロで始まる。非常に幻想的で美しい曲。ピアノがとても難しそうな曲。

第二楽章 Allegretto
★★★★★★★★☆☆
性急な感じの出だし。途中の緩やかな感じも悪くない。最後は緊迫感のある感じで終わる。

第三楽章 Andantino
★★★★★★★★★☆
リュッケルト詩の自作の歌曲「くちづけを贈る」のメロディを使った変奏曲。とても美しいメロディで、快活な変奏もあり、最終変奏のゆったりとした美しい雰囲気が素晴らしい。

第四楽章 Allegro vivace
★★★★★★★★★☆
第一楽章の幻想的な始まりが回帰され、その後英雄的な格好良い雰囲気となる。最後は第三楽章の主題が回帰され、華やかに終わる。

素晴らしい名曲で、もっと知れ渡っても良い曲だと思う。
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ピアノの連弾ための幻想曲 ヘ短調 D.940 [シューベルト 室内楽曲]





第一楽章 Allegro molto moderato
★★★★★★★★★☆
深い悲しみを湛えた静かな始まり。はじめの主題を長調で奏でた後、激情的になりその後は再び静かになり哀愁漂うメロディが奏でられる。アタッカでそのまま進む。

第二楽章 Largo
★★★★★★★★★☆
激情的な前奏のあと、穏やかな小川のせせらぎを摸したかのような美しい音楽となる。少し感情のこもった熱い部分もある。

第三楽章 Allegro vivace
★★★★★★★★★☆
情熱的なメロディ。激しい中に優しさのある美しい曲。

第四楽章 Allegro molto moderato
★★★★★★★★★☆
第一楽章のテーマが回帰され静かに始まる。ベートーヴェンのソナタを彷彿とさせる凄まじいフーガが展開された後、召命されるように静かに終わる。

名曲。
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ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調 D.574 [シューベルト 室内楽曲]





第一楽章 Allegro moderato
★★★★★★★☆☆☆
鄙びた感じの優しいメロディをピアノが奏で、それをヴァイオリンが受ける。少し緊張感のあるスピードがある第二主題の後、英雄的な第三主題的なメロディを経て、それらがリピートされる。展開部は少し暗い雰囲気。各主題が回帰され優しく終わる。

第二楽章 Presto
★★★★★★☆☆☆☆
性急な感じの楽章。中間部は優雅な感じで恋人の語らいのよう。

第三楽章 Andantino
★★★★★★★☆☆☆
非常に優雅で優美な美しい雰囲気の曲。かなり親密な愛の語らいをおもわせる。恋人通しの心の葛藤、仲直りの過程のような、様々な要素が組み込まれておりかなり物語的な楽章となっている。

第四楽章 Allegro vivace
★★★★★★★☆☆☆
英雄的な最終楽章。かなりスピード感もあり格好良い。

まさに「ソナタ」という感じの各楽章の特徴が際立った作品。

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