ピアノ三重奏曲 第三番 ヘ短調 Op.65 [ドヴォルザーク 室内楽曲]
1.Allegro ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
悲しげな短い弦楽器のみの前走の後、情熱的で悲劇的な主題となる。第二主題はやや穏やか。幻想的で伸びやかなやや長い展開部を経て、第一主題、第二主題が回帰され、最後はドラマティックに終わる。
2.Allegro grazioso
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味良い弦の伴奏の上で、ゆったりとしたメロディがピアノで奏でられる。中間部は少しゆったりとした若干牧歌的な雰囲気となる。最後ははじめのこ気味良い雰囲気に戻るが、段々と堂々とした感じになっていく。
3.Poco Adagio
★★★★★★★☆☆☆
穏やかで優しく素朴な旋律ではじまる。若干感情の高まりを見せるときはあるが、基本穏やかで高貴な雰囲気で曲は進む。
4.Finale: Allegro con brio
★★★★★★☆☆☆☆
面白いリズムの心沸き立つような舞曲。最後若干穏やかに叙情的になった後、急に激しくなり華やかに終わる。