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レンミンカイネン組曲 Op.22 [シベリウス 交響詩]


The Sibelius Edition: Tone Poems

The Sibelius Edition: Tone Poems

  • 出版社/メーカー: Bis
  • 発売日: 2007/08/27
  • メディア: CD




第一曲:レンミンカイネンと島の乙女たち
★★★★★★☆☆☆☆
カモメが遠くで鳴いているような音で始まる。
その後少し劇的にスピードを上げ緊張感が高まる。
混沌とした雰囲気が一段落すると、少し明るく楽しげになる。
段々とテンポを落とし、壮大な感じになっていく。
ドラマティックに盛り上がった後、静かになっていき穏やかに終わる。

第二曲:トゥオネラの白鳥
★★★★★★★☆☆☆
ゆったりとした音楽で広大な湖をイメージさせる音楽が流れる。その上をイングリッシュ・ホルンの優美な静かなメロディが流れる。少し悲しげ。基本、静かで穏やかに曲は進むので10分近いので若干飽きなくはないが、雰囲気は綺麗。

第三曲:トゥオネラのレンミンカイネン
★★★★★★★☆☆☆
おどろおどろしい弦のトレモロで始まる。これが結構長く続いた後、悲しげな短い動機が展開されていく。決然とした息の長いメロディが流れ、戦闘へ向かうかのような勇ましい雰囲気となる。
少し静かになり、悲しげな旋律が流れる。
再び盛り上がって行き、雷のような音が鳴り響き、再び静かになる。
静かなトレモロが始まり、緊張感が高まっていく。
二(四?)拍子の舞曲風な感じになった後、
再び嵐と雷が吹き荒れ、おどろおどろしい感じになる。
最後は悲しげに静かに終わる。

第四曲:レンミンカイネンの帰郷
★★★★★★★☆☆☆
弦の刻むような勇ましいトレモロの中、戦闘的な勇壮なメロディが奏でられ続ける。壮大さに満ちた格好良い曲。
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