SSブログ

God Save The Queen [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆
非常にゆったりとした、大地の底から何かが浮かび上がってくるかのような壮大な合唱で始まる。
オーケストラが壮麗に入ってきて、ドラムの音も鳴り響き合唱と重なり、凄まじい盛り上がりを見せ、最後は華やかに終わる。

さすがはイギリス国歌。
nice!(0)  コメント(0) 

A Hymn of St. Colomba [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重い始まり。苦しみに満ちた悲劇的な曲。
nice!(0)  コメント(0) 

詩篇95 1961 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな安らぎに満ちた曲。
nice!(0)  コメント(0) 

Jubilate Deo 1961 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
オルガンの壮麗の音ともに始まり、華やかな合唱となる。
途中、静かに穏やかなメロディとなる。
最後は最初のメロディに戻って終わる。

まさに喜びに満ちた神を賛美する美しい曲。
nice!(0)  コメント(0) 

宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて [その他 本]


今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて (講談社現代新書100)

今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて (講談社現代新書100)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/10/14
  • メディア: Kindle版



講談社現代新書から「現代新書100」というシリーズが昨年から公刊されている。

第一回配本のアーレント、ショーペンハウアーに続き、続々と公刊されており、フロムやマルクス、福沢諭吉に混じって、宇沢弘文なる人物の本があった。恥ずかしながら私はこの人を全く知らなかったのだが、少し見ると、『自動車の社会的費用』という本を書いた人だということがわかり、私が勤める学校の高校生に対するオススメ本の中の一冊にあげられていたのだが未読だった本だとわかり、俄然興味がわいてきて図書館で借りて、この『今を生きる思想 宇沢弘文』を読んでみた。

彼の生涯を辿りながら、数学者としての道を嘱望されながらも、社会的な問題に関わりたいということで経済学に転校し、アメリカで認められ名を上げるが、盟友たちがアメリカ政府に重用されるようになり、ヴェトナム戦争へと入っていき、共産主義者を迫害するアメリカに嫌気が差し、イギリスそして日本へと戻ってくるあたりは、本当に素晴らしい人だったんだなあと思う。

日本に帰ってからも、環境問題に目を向け、そうした視点で経済学を考えていたというのがとにかく素晴らしい。こんなに素晴らしい経済学者が日本にはいるのに、どうして日本の経済・教育は短期的で自己中心的で、どうしようもない視点しか持てないのかが不思議だ。

p.81
「ひとりひとりが自分自身の人生をまっとうできるような社会環境をつくる。それが経済学者の使命であるはずだ。本来の経済学を求めて、宇沢は日本で新たな歩みを始めた。」

学問とは本来、人間がよりよく生きるための手助けにならなくてはならないはずだ。それが今の世界、特に日本では、大きくかけ離れてしまっている気がする。

p.89
「『自動車の社会的費用』が主流派(新古典派)から逸脱しているとすれば、社会的価値判断の問題に踏み込んだからだ。なぜ宇沢があえて禁を犯したかといえば、社会的価値判断をおろそかにする姿勢が戦争や公害への無関心を招き、しばしば経済学者を反社会的な言動に走らせるからである。

これは、政治家にも教育者にも言える。

以下は『自動車の社会的費用』の一節の引用らしく、孫引きになってしまうが載せておきたい。

p.90
「環境破壊がおきたとき、あるいはおきると予想されるときに、所得水準の高い人々は、より環境の良好な場所に移り住むことが可能である。しかし低所得者階層は、経済的あるいは職業的な事情によって、たとえ環境が汚染されていても移るということが困難な場合が多い。したがって、環境破壊によって、名目所得の分配にかんする不平等性がさらに拡大されたかたちで、実質的生活水準の不平等となってあらわれることになる。」

これは原発も含め、危険なものが社会的に使用される時には常に言える。

pp.125~126
「資本主義の現状に疑問や批判が投げかけられているのは、豊かさをもたらすはずの市場機構が、環境を破壊し、人間の尊厳を損ねる働きさえしている、と広く受け止められるようになっているからだ。」
~中略~
「「社会的共通資本は、一人一人の人間的尊厳を守り、魂の自立を支え、市民の基本的権利を最大限に維持するために、不可欠の役割を果たすものである。」」

日本は、宇沢の思想を真剣に考え、取り入れなければならない時期に来ているのではないだろうか。
nice!(0)  コメント(0) 

Missa Brevis Op.63 [ブリテン 合唱曲]

1. キリエ・イレイソン
★★★★★★☆☆☆☆
少年合唱。「キリエ・イレイソン」と言っているだけだが、オルガンの音と相まって幻想的でとても美しい。

2. グローリア・イン・エクセルシスデオ
★★★★★★☆☆☆☆
少しドラマティックな跳ねた感じのグローリア。

3. サンクトゥス ベネディクトゥス
★★★★★★☆☆☆☆
フーガ的な美しく、幻想的なサンクトゥスのあと、ゆったりとした穏やかなベネディクトゥスとなる。

4. アニュス・デイ
★★★★★★☆☆☆☆
少し不気味な感じで始まる。そのまま曲は進み、突然終わる。

幻想的かつ可愛らしい曲で聴きやすい。

nice!(0)  コメント(0) 

A Hymn to St. Peter Op.56 [ブリテン 合唱曲]

a.
★★★★☆☆☆☆☆☆
壮麗なオルガンの前奏の後、力強い合唱が入ってくる。
その後、四声の合唱が掛け合いのような感じで、跳ねたメロディをささやきあう。
少しゆったりとしたドラマティックなオルガンの音がなった後、ソロと合唱の静かな「ハレルヤ」コーラスとなり、そのまま静かに終わる。

b. Antiphon(交唱歌・聖歌)
★★★★☆☆☆☆☆☆
オルガンの不協和音で始まるが、歌が入ると美しいコーラスとなり、ソロも入ってくる。
その後、ドラマティックな感じと、幻想的な感じが入り混じったソロと合唱の掛け合いとなる。

nice!(0)  コメント(0) 

A Wedding Anthem Op.46 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
オルガンの壮麗の音ともに始まり、はじめ「アヴェ・マリア」が連呼され(てい)る(のだとおもう)。
天使たちが自由に飛び回りながら賛美している感じで曲は進む。
途中ソプラノがソロで少し悲しげなメロディを歌う。
静かに合唱が「アヴェ・マリア」を歌った後、今度はテノールがソロで悲しげなメロディを歌う。
後半混沌としてくるが、最後はソプラノとテノールが美しい二重唱で「アーメン」を歌って終わる。
10分弱の長い曲。

nice!(0)  コメント(0) 

Festival Te Deum op.32 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
オルガンの壮大な短い前奏のあと、清々しく広がりのある合唱となる。
その後、少しトッカータ風のドラマティックな雰囲気となる。
最後は崇高な感じとなり、天に昇っていくような感じで終わる。
nice!(0)  コメント(0) 

Chrale after an old French Carol 1944 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
寒い冬の中、暖かい暖炉の前で憩う家族が思い浮かぶような、ゆったりとしたしみじみとした曲。
そこまで魅力的な曲ではない。
nice!(0)  コメント(0) 

銀のくじゃく [文学 日本 安房直子 か行]


銀のくじゃく (偕成社文庫)

銀のくじゃく (偕成社文庫)

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2017/01/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



真面目で腕の良い若い機織り職人の話。あるお客にお願いされ、森で「緑のくじゃく」を織り込んだ旗を作って欲しいと頼まれる。森の奥深くにある五階建ての塔の五階で、数日一心不乱にそれを作っていると、頼んだ人とは別の1~4階に住む似たような顔をした4人の女性が仕事場にやってきて、「銀のくじゃく」の旗が欲しいと言われる。元々頼んだ人は「緑」以外で絶対に織ってはいけない、と頼んでいたのでかなり悩んでしまう。悩んだ末、どちらにもわからないように、表は緑、裏は銀で旗を編み上げる。そのうちに、その若い機織りは・・・
ひとつのことに熱中することで、その物自体と一体化してしまう、決してないのだが、ないとは言い切れない情景を描いた、非常に幻想的で美しい作品。

nice!(0)  コメント(0) 

ソピステス [哲学 プラトン]


プラトン全集〈3〉ソピステス・ポリティコス(政治家)

プラトン全集〈3〉ソピステス・ポリティコス(政治家)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: 単行本



副題は「〈あるもの〉(有)について」となっているが、基本的には、当時「知」を教えて金をもらっていたソフィスト達に対する批判の書。

この作品は、ソクラテスが初めに登場はするのだが、本格的な対話には参加せず、『テアイテトス』のソクラテスの対話相手だったテアイテトスと、エレアからの客人との二人の対話で議論は進む。当時恐らく、ソフィストは相当幅を利かせており、ソクラテスが対話を主導するかたちでソフィスト批判をするのは少し憚られたのかもしれない。

本来は
1.『ソピステス』 ソフィストについて
2.『ポリティコス』政治家  について
3.『ピロソポス』 哲学者  について
という三部作にする予定だったらしいが、最後の『ピロソポス』は書かれなかったらしい。しかしこれは『国家』の後半がまさに哲学者について語ったものな気がするので、『国家』をもってプラトンの計画は達成されたきがする。

初めに、ソフィストの定義づけをしようというところから議論は始まる。ソフィストの様々な側面が細かく定義づけられていく。その後、「有る」「ない」「同じ」「異なる」などの定義づけなどがされ、最終的にソフィストを「知者を物真似る者」と定義する。

かなり緻密な議論がなされており、結構論理を追っていくのがしんどいが面白かった。

p.54
「思うに、ソフィストたちは、彼らが反論して渡り合うその当の事柄にかけては、自分でもちゃんと知識を持っているというふうに思われているからなのだ。
 ~中略~
 してみると彼らは、あらゆる事柄について知者であるように、弟子たちには見えるわけなのだ」

p.58
「ソフィストとは実物を真似てその似姿を作るところの、一種のいかさま師であるということは、もはや明らかだろうか?
 ~中略~
 ソフィストとは、(遊びごと)にたずさわっている者たちのひとりであることは、もはや明らかだと言ってよいでしょう」

イデア論なども出てきてそれなりに興味深い本だった。
nice!(0)  コメント(0) 

レベッカ [映画]


レベッカ [DVD]

レベッカ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2011/02/16
  • メディア: DVD



ミュージカル『ジェイン・エア』を観て、かつて観たミュージカル『レベッカ』が結構面白く、音楽も良かったのを思いだし、1940年に制作されたローレンス・オリヴィエ主演、ヒッチコック監督の映画『レベッカ』をもう一度観てみたいと思い、観てみた。

古い映画で白黒で画質もかなり悪いが、見始めるとほとんど気にならないくらいとにかく面白い。
原作は、ダフニ・デュ・モーリエの日本語版で上下2冊本とかなり長い作品で、深みがありかなり読み応えがある。まあそのエッセンスを抽出しただけの作品であるのには違いないのであるが、これはこれで良いと思う。

ヒロイン役のジョーン・フォンテインがとにかく綺麗で愛らしい。調べると、彼女は数年後、『ジェイン・エア』の映画版にも出演しているらしい。イギリス人両親の下に生まれ、日本で育ったらしい。

綺麗な画像になって売り出して欲しい作品。
nice!(0)  コメント(0) 

Ballad of little Musgrave and Lady Barnard 1943 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
男性合唱曲。
静かな淡々としたピアノ伴奏に乗って、語りのような少し暗めの合唱によって物語が歌われる。
少しはねた感じの元気な雰囲気となる。
途中かなり盛り上がるが、最後は静かに消え入るように終わる。

nice!(0)  コメント(0) 

祝祭カンタータ『キリストと共にいて喜べ』 (Rejoice in the Lamb) Op.30 [ブリテン 合唱曲]

1. Rejoice in God, O Ye Tongues
★★★★★★☆☆☆☆
オルガンの音を合図に、静かな遠くから聞こえてくるような合唱で始まる。淑やかで少し哀愁漂うメロディが静かなためらいがちなオルガン伴奏で奏でられた後、少し元気な前向きな合唱となる。最後は広がりのある壮大な雰囲気となり、静かにハレルヤコーラスで終わる。

2. For I Will Consider My Cat Jeoffrey
★★★★★★☆☆☆☆
何かを告げるような、アルトのソロではじまる。

3. For the Mouse is a Creature of Great Personal Valour
★★★★★★☆☆☆☆
テノールのソロ。鐘の音のようなオルガン伴奏の元、伸びやかなメロディが歌われる。

4. For the Flowers are Great Blessings
★★★★★★☆☆☆☆
半音階を用いた少し不安げながらも美しいテノール・ソロ曲。

5. For I am Under the Same Accusation
★★★★★★☆☆☆☆
こちらも不安げな合唱曲。メロディは綺麗。

6. For H is a Spirit
★★★★★★☆☆☆☆
テノールの美しいソロで始まり、合唱へと引き継がれる。

地味ではあるが、美しい合唱曲。
nice!(0)  コメント(0) 

A.M.D.G 1939 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらもアカペラ曲で、しっとりとした感じの曲。
ad majorem Dei gloriam
ラテン語で「神のさらなる栄光のために」という意味らしい。
nice!(0)  コメント(0) 

詩篇70 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★☆☆☆☆☆☆
アカペラ曲。美しい高音の合唱で始まり、段々と深みを増していく。後半は清廉な感じになる。
nice!(0)  コメント(0) 

2つの2声部のための歌 1933 [ブリテン 合唱曲]

1. God's Grandeur
★★★☆☆☆☆☆☆☆
力強い、アカペラ合唱曲。少し跳ねた感じ。対位法的な感じ。

2. Prayer Ⅰ
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした美しく厳かな曲。

普通。
nice!(0)  コメント(0) 

2つの2声部のための歌 1933 [ブリテン 合唱曲]

1. The Soldier
★★★☆☆☆☆☆☆☆
力強いアカペラ合唱曲。

2. Prayer Ⅱ
★★★★☆☆☆☆☆☆
厳かな合唱曲。

普通。
nice!(0)  コメント(0) 

2つの2声部のための歌 1933 [ブリテン 合唱曲]

1. O Deus Ego Amo Te
★★★★☆☆☆☆☆☆
アカペラの厳かな合唱曲。後半少し静かになるところが綺麗。

2. Rosa Mystica
★★★★☆☆☆☆☆☆
同じようにアカペラ曲だが、少し力強い。中間部の少し静かになり、追いかけっこのような感じになるところが綺麗。

普通。
nice!(0)  コメント(0) 

Advance Democracy [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
アカペラ曲。緊張感のある少し跳ねた感じの始まり。途中ゆったりとなった後、壮大な感じにある。
nice!(0)  コメント(0) 

Te Deum 1934 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★★☆☆☆☆
「神よ、あなたを讃えます」という意味らしい。
オルガン伴奏による、物語性に富んだ非常に美しい合唱曲。
結構この題名の曲は多くの作曲が作っているが、このブリテンの曲は抜きん出ている気がする。
nice!(0)  コメント(0) 

Jubilate Deo 1934 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
「神を誉め讃える」という歌?これも荘厳な曲。オルガン伴奏。対位法が活かされた美しい曲。
nice!(0)  コメント(0) 

A Hymn to the Virgin 1930 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★★★☆☆☆☆☆
恐らく「処女マリア」への讃歌。荘厳な美しい合唱曲。
nice!(0)  コメント(0) 

the birds [ブリテン 声楽曲]

評価
★★★★★★★☆☆☆
「イエスが4歳の時、天使が~に連れてった」と歌っている?
とても暖かく、心落ち着く曲。しっとりとした、語りかけるようなメロディが心に残る。
nice!(0)  コメント(0) 

2つの2声部のための歌 1936 [ブリテン 合唱曲]

1. I love'd a Lass
★★★★☆☆☆☆☆☆
「私はある娘を愛していた」という意味?暖かい雰囲気の曲。

2. Lift Boy
★★★★☆☆☆☆☆☆
激しいピアノ前奏で始まり、少し跳ねた感じの緊張感ある曲となる。

nice!(0)  コメント(0) 

3つの2声部のための歌 [ブリテン 合唱曲]

1. The Ride-by-nights
★★★★☆☆☆☆☆☆
アカペラによる元気な短い曲。

2. The Rainbow
★★★★★☆☆☆☆☆
ピアノの美しい伴奏に乗って、ゆったりとした幻想的なメロディが歌われる。

3. The Ship of Rio
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気で明るく力強い曲。

普通。
nice!(0)  コメント(0) 

詩篇150 Op.67 [ブリテン 合唱曲]

評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
「主をほめたたえよ」という詩。
行進曲風の勇ましい感じの曲で、宗教的な厳格な感じはない。
nice!(0)  コメント(0) 

きつねの夕食会 [文学 日本 安房直子 か行]


ものいう動物たちのすみか (安房直子コレクション)

ものいう動物たちのすみか (安房直子コレクション)

  • 作者: 直子, 安房
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2004/03/01
  • メディア: 単行本



コーヒーセットを買ってもらったきつねの娘はお茶会をしたくてしょうがない。そこで、お父さんに頼んで、人間にお客になってもらうことに・・・。なかなかお客は見つからないのですが、ふとしたことでお客さんがみつかって。最後はたくさんお客が来たけれど・・・。

とっても和やかな最後にくすっとなる話。
nice!(0)  コメント(0) 

きつねの窓 [文学 日本 安房直子 か行]


風と木の歌―童話集 (偕成社文庫)

風と木の歌―童話集 (偕成社文庫)

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2006/07/01
  • メディア: 単行本



つきよに [教科書にでてくる日本の名作童話(第1期)]

つきよに [教科書にでてくる日本の名作童話(第1期)]

  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1995/04/20
  • メディア: 単行本



きつねの窓 (ポプラポケット文庫 51-1)

きつねの窓 (ポプラポケット文庫 51-1)

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2015/01/02
  • メディア: 単行本



なくしてしまった魔法の時間 (安房直子コレクション)

なくしてしまった魔法の時間 (安房直子コレクション)

  • 作者: 直子, 安房
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2004/03/01
  • メディア: 単行本



安房直子さんの最も有名な作品だろうと思われる。
教科書にも掲載されている作品らしいが、私は小学校当時読んだ記憶はない。

親を殺されたきつねが、人間をばかしながらも、ばかされている人間が、そのきつねによって自分の心の傷と向き合う話。安房直子さんの作品には、親兄弟を、人間に殺されてしまい孤独に生きる動物がよく登場する気がする。人間の業の深さ、罪深さを突きつけながらも、それでも生きていかなくてはならない人間は、動物と共生する道を探っていくしかない、と訴えている気がする。

安房直子さんの中では私は、そこまで名作という気はしないのだが、「安房直子=きつねの窓」という感じの彼女の名刺的作品なんだと思う。
nice!(0)  コメント(0)