屋根の上のバイオリン弾き [ミュージカル]
Story: ★★★★★★★★★☆
Music:★★★★★★★☆☆☆
かなり前に一度見て、そこまで面白くないなあ、と思いながらも名作と言われ何度も再演されている作品だけにもう一度じっくり見ようとずっと考えていた作品。
ハリウッド発ということもあり、無駄に長い踊り場面がやはり少し飽きるが、物語は素晴らしい。
5人の娘を持つ、ユダヤの伝統の中に生きる牛乳屋テヴィエが、娘達が次々に恋愛結婚をしていく中で、新しい考え方を徐々に受け入れていく、という物語になっている。
貧富の差、主義の差、宗教の差、民族差別、新旧の壁、様々な重いテーマが織り込まれているが、主人公の明るく前向きな性格がそれを、深刻なものにさせていない。明るいながらも少し憂いを帯びた音楽は、初めはつまらないと思うが、聴いているうちに段々と心に染み渡っていく。
無駄に長いダンス場面を少しずつ短くし、2時間強のミュージカルにしたらもう少し観やすくなるのになあ、と思った。
A Birthday, Hansel Op.92 [ブリテン 声楽曲]
テノールとハープのための曲
A Birthday Hansel.
1. "Birthday Song"
★★★★☆☆☆☆☆☆
シェイクスピア時代をイメージさせるような曲調で、メロディはかなり平坦。
2. "My Early Walk"
★★★★☆☆☆☆☆☆
幻想的で浮遊感のあるメロディ。少し悩んでいるような感じがある。
3. "Wee Willie Gray"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重い感じで始まる。歌は少し跳ねた感じ。ハープが高音で妖精が踊っているような感じを出す。
4. "My Hoggie"
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも暗く重く始まる。歌も重く悲しげ。
5. "Afton Water"
★★★★★☆☆☆☆☆
流麗な前奏で始まり、流麗なメロディが流れる。水が流れるのをイメージしているのか?
6. "The Winter"
★★★★★☆☆☆☆☆
美しく伸びやかなメロディ。若干物悲しさが交じる。
7. "Leezie Lindsay"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く始まり、段々と語りのようになっていく。最後は幻想的に終わる。
全体的に悪くはない。
Purcell Sweeter Than Roses
★★★★☆☆☆☆☆☆
パーセルの曲の編曲? バッハ以前の作曲家だけあり、中世感満載のメロディと雰囲気。後半少し明るく元気になる。
A Birthday Hansel.
1. "Birthday Song"
★★★★☆☆☆☆☆☆
シェイクスピア時代をイメージさせるような曲調で、メロディはかなり平坦。
2. "My Early Walk"
★★★★☆☆☆☆☆☆
幻想的で浮遊感のあるメロディ。少し悩んでいるような感じがある。
3. "Wee Willie Gray"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く重い感じで始まる。歌は少し跳ねた感じ。ハープが高音で妖精が踊っているような感じを出す。
4. "My Hoggie"
★★★★☆☆☆☆☆☆
こちらも暗く重く始まる。歌も重く悲しげ。
5. "Afton Water"
★★★★★☆☆☆☆☆
流麗な前奏で始まり、流麗なメロディが流れる。水が流れるのをイメージしているのか?
6. "The Winter"
★★★★★☆☆☆☆☆
美しく伸びやかなメロディ。若干物悲しさが交じる。
7. "Leezie Lindsay"
★★★★☆☆☆☆☆☆
暗く始まり、段々と語りのようになっていく。最後は幻想的に終わる。
全体的に悪くはない。
Purcell Sweeter Than Roses
★★★★☆☆☆☆☆☆
パーセルの曲の編曲? バッハ以前の作曲家だけあり、中世感満載のメロディと雰囲気。後半少し明るく元気になる。
声の森 [文学 日本 安房直子 か行]
声の森という、不思議な森があった。生き物は何一つなく、古いかしわの木々がうっそうと生い茂っている。この森に迷い込んだ動物が、声をあげると、森たちがその声真似をしてひたすら歌い続けるので、恐怖に陥ってしまった動物は力尽きて倒れてしまう。人間にも迷い込んでしまう人がおり、森の養分になってしまうものもいた。
みんなからつぼみちゃんと呼ばれている女の子がおり、にわとりの番をしていると、にわとりが空は飛び、声の森に入り込んでしまう。森の中へ入り、にわとりが倒れているのをようやく見つける。にわとりに静かに子守歌を歌ってあげていると森たちもその声を聞きつけて歌いだす。しかし普通と違いすばらしい歌だったので、綺麗なすばらしい輪唱となる。かしわの木々は自分たちの声を聴いてすっかりいい気分になり、眠ってしまう。
結局つぼみちゃんとにわとりは森を出られる。
少し怖いが美しくあたたかい話。