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プライドと偏見 [映画 ジェイン・オースティン]


プライドと偏見 [DVD]

プライドと偏見 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • 発売日: 2012/04/13
  • メディア: DVD



私はキーラ・ナイトレイという俳優さんが好きだ。恐らくこの『プライドと偏見』を観て好きになったのではないかと思う。

知的で自分をしっかり主張できる女性を演じさせたらピカイチなのではないかと思う。

実は、この映画を観るまで、あまりJane Austen作品が好きではなかった。イマイチ、スノッブな感じがしたし、特に事件もおこらずひたすら恋に右往左往しているだけ、と思ったからだ。

しかしこの映画はとにかく素晴らしかった。キーラ・ナイトレイが美しいのはもちろん、景色も美しく、音楽も最高だ。そして全ての人々の抑制された心が非常にうまく映し出されていて観たあととても気持ち良い気持ちになれる。

何度も観たくなる映画というのは少ないが、この作品はその中の一つで、今回見直してみてもやはり素晴らしかった。

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エマ [映画 ジェイン・オースティン]


ジェイン・オースティン・コレクション エマ [DVD]

ジェイン・オースティン・コレクション エマ [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2008/09/26
  • メディア: DVD



もう十数年以上前になるが、Jane Austenの全6作品を洋書で読んだ。
なかでも、PersuasionEmmaはほとんど理解できなかった。

小説家で英文学者のDavid Lodgeはじめ、多くの人が、Austenの最高傑作として挙げることの多い『エマ』。日本語版を読むのは癪なので、とりあえず映画を見てみようと、こちらも十数年前に観た。

映画で観てもやはり面白さがわからなかった。ちなみに、BBC版のAusten作品も、『高慢と偏見』『分別と多感』『エマ』『説得』は購入して観た。こちらの方は、結構愉しめはしたが、やはり最高傑作?と疑問だった。














今回再び観てみたがやはりもう一歩だった。

話としては、エマという金持ちのお嬢さんが、周りの人々の恋愛に首をツッコミ、キューピッド役に失敗しまくり、怒られてしまう。最後は自分の恋心に気がつきハッピーエンドという内容で、正直???という感じ。


現在、Dickensを原書で読み直しているところなので、ディケンズを読み終わったら、Austenを再読してみたい。
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