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ロバと王女 [ミュージカル ドヌーヴ&ルグラン]


ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD



Story: ★★★★★☆☆☆☆☆
Music:★★★★★★★☆☆☆

ペローの童話『ロバの皮』を原作にするミュージカル作品で、ドゥミ監督の最も有名な作品らしく、子どもにも大人にも愛されているらしいが、正直私はもう一歩だった。

特典映像で、監督が「女の子は将来お父さんと結婚する」というものだ、という言葉があり、ああ、そういう意図だったのか、とわかったが、正直初めて観ているときは、「父が娘に結婚を申し込む」という設定が違和感以外なにものもなかったため、物語に入り込めなかったのも一員だろう。

音楽は初めは結構幻想的な感じでふわふわした雰囲気だが、後半になるつれ高貴な感じになり、最後は壮麗に終わる。

「父が娘に結婚を申し込む」という設定に違和感を感じなければ、それなりに楽しめる物語なのかもしれない。

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ノクターナル Op.70 [ブリテン 器楽曲]

ジョン・ダウランドのリュート歌曲集(第1巻)の第20番「来れ深き眠りよ Come Heay Sleep」を主題にしている。8つの変奏が演奏されたのち、主題が演奏されるらしい。

I. 瞑想するように Musingly
★★★★☆☆☆☆☆☆
単音で静かにメロディが奏でられる。途中と後半で若干和音が奏でられる場所がある。

II. 非常に興奮して Very Agitated
★★★★★☆☆☆☆☆
ラテン系の激しく、情熱的な、フラメンコ的な音楽。

III. 休み無く Restless
★★★★★☆☆☆☆☆
浮遊感のある和音がつまづきそうなリズムで繰り返される上を、不穏なメロディが流れる。

IV. 不安げに Uneasy
★★★★★☆☆☆☆☆
短いパッセージが、独白のように奏でられて始まる。その後少し哀愁漂うメロディが登場するが、基本短いパッセージの積み重ねで成り立っている。

V. 行進曲のように March-like
★★★★★☆☆☆☆☆
再びフラメンコのような感じで始まり、行進曲風の和音の連続の上を、すこし不穏な空気を漂わせたメロディが重音で奏でられる。結構難しそうな曲。

VI. 夢見るように Dreaming
★★★★★★☆☆☆☆
まさに題名通りの曲。眠たげな和音をジャララ~ンと引いた後、ハーモニスクっぽい音色で幻想的にメロディが奏でられる。

VII. 優しく揺れて Gently rocking
★★★★★★☆☆☆☆
高音で、蜂がブンブン飛んでいるような伴奏を奏で、低音がメロディをゆったりと奏でる。途中ハーモニスクを使用したような音もなる。結構難しそうな曲。

VIII. パッサカリア Passacaglia (measured)
★★★★★★☆☆☆☆
ゆったりとした雰囲気で始まる。様々なメロディが流れるが、常に「レ~ドシラソファ~」という主題が奏でられ続ける。結構印象的な曲。

来れ深き眠りよ
★★★★★☆☆☆☆☆
穏やかで優しい主題。ゆったりとした美しい旋律が心惹かれる。

ギターソロの名曲と言われるだけあり、それなりに楽しめる曲。
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