カルタ遊び [ストラヴィンスキー バレエ]
第一ラウンド
★★★★★★☆☆☆☆
カルタ遊びの始まりを告げる華麗なファンファーレで始まる。
人々がどこで遊ぼうか色々巡っているかのような乾いた軽やかな音楽が続く。
その後ジョーカーにおどけた踊りが続き、その後は華やかになっていく。
最後は優雅なワルツ。
第二ラウンド
★★★★★★☆☆☆☆
堂々としたオープニング。その後ゆったりとしたハートとスペードの行進曲となる。
軽やかな音楽がしばらく続く。(クイーンの踊っている場面らしい)
再び堂々とした行進曲となり、最後は皆での楽しい踊りとなる。
第三ラウンド
★★★★★★☆☆☆☆
堂々とした始まり。若干不穏な空気がある。その後緊張感あるスペードとハートの戦いとなる。段々と軽やかになっていき、最後はハートの勝利となり高らかにラッパが鳴り響き終わる。
バレエと一緒に聴いたら楽しそう。
オルフェウス [ストラヴィンスキー バレエ]
第1場
Lento sostenuto
★★★★★★☆☆☆☆
弦楽器の美しく幻想的な調べで始まる。ハープの下降していく悲しげな音階がなんとも言えず美しい。
エール・ド・ダンス(Air de Danse)
★★★★★☆☆☆☆☆
元気で少しユーモアのある曲。
死の天使の踊り(Dance of the Angel of Death)
★★★★★☆☆☆☆☆
牧歌的に始まる。弦楽の音により段々と死のイメージが広がっていく。最後はファンファーレがなり終わる。
間奏曲
★★★★☆☆☆☆☆☆
不吉な雰囲気の中を牧歌的なメロディが場違いに鳴り響く。
第2場
復讐の女神たちのパ(Pas des Furies)
★★★★☆☆☆☆☆☆
アタッカでそのまま入り、怒りに満ちた音楽となる。段々とスピードが上がって行き緊張感が走る。
エール・ド・ダンス(Air de Danse)
★★★★★★☆☆☆☆
ハープがもの悲しげなメロディを奏で始まる。その後バロック風音楽となる。
パ・ダクシオン(Pas d'Action)
★★★★★★☆☆☆☆
幻想的でゆったりとした雰囲気で始まる。段々とスピードが上がっていく。
パ・ド・ドゥ(Pas de deux)
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした伸びやかな曲。美しい男女が踊っている様子が目に浮かぶ。中盤から徐々にスピードが上がっていく。
間奏曲
★★★★★☆☆☆☆☆
短いファンファーレ風の動機が積み重ねられていく。
パ・ダクシオン(Pas d'Action)
★★★★☆☆☆☆☆☆
弦のピッチカートによる緊張感のある始まり。段々と力強くなっていく。
第3場
オルフェウスのアポテオーズ(Orpheus's Apotheosis)
★★★★★★☆☆☆☆
ハープの静かな下降気味の音階で始まる。最後は静かに消え入るように終わる。
物語がイメージできる美しい曲。
世界基準の英語力 [その他 本]
世界基準の英語力: 全国トップクラスのさいたま市の教育は何が違うのか
- 作者: 細田 眞由美
- 出版社/メーカー: 時事通信社
- 発売日: 2024/02/20
- メディア: 単行本
校長に主任が、「英語の成績が悪いから何とかしろ」と言われたと会議で聞き、ちょうど次の日新聞か何かで目にしたので手にとって読んだ本。
筆者がさいたま市の教育長となって改革した内容が色々と書かれているのだが、まあ色々アイデアを出して頑張ったんだなあとはわかるが、イマイチ伝わってこなかった。
読んで参考にしたい類の本ではないし、すぐに実践に仕える本でもない。
アゴン [ストラヴィンスキー バレエ]
ストラヴィンスキー最後のバレエ。
12音技法を用いた作品らしくストーリーらしきものはない抽象バレエらしい。
パ・ド・カトル(男4人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し乾いた感じの諧謔的な短いフレーズを管楽器が次々に鳴らす。
ダブル・パ・ド・カトル(女8人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し原始的な力強い曲。後半は混沌としている。
トリプル・パ・ド・カトル(男4人・女8人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
リズミカルな力強い音楽。チェロのピッチカートが印象的な曲。
パ・ド・トロワ(前奏曲、男1人・女2人)
★★★★☆☆☆☆☆☆
ティンパニーの音で始まる。少し祝祭的な感じのメロディ。
サラバンド(男1人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ヴァイオリンが乾いたメロディをこ気味よく奏でる。ヴァイオリン協奏曲をイメージさせる。
ガイヤルド(女2人)
★★★★☆☆☆☆☆☆
東洋風のお祭りっぽい感じ。
コーダ(男1人・女2人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
エキゾチックな雰囲気で始まり、乾いたヴァイオリンの音が流れ出し不穏な空気を醸し出す。ピアノの音も聞こえる。
パ・ド・トロワ(間奏曲、男2人・女1人)
★★★★☆☆☆☆☆☆
広がりのある元気な始まり。ティンパニーが活躍する。
ブランル・サンプル(男2人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な乾いた曲。
ブランル・ゲー(女1人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
カスタネット?の音で始まる。淡々とした曲。
ブランル・ダブル・ド・ポアトー(男2人・女1人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
元気だけれどどこか悲しげなメロディ。
パ・ド・ドゥ(間奏曲で始まる、男1人・女1人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
ディンパニーの力強い音で始まる。段々と静かになっていく。
ダンス・ド・カトル・デュオ(男4人・女4人)
★★★★☆☆☆☆☆☆
悲しげな前奏で始まり、ヴァイオリンがメランコリックなメロディを静かに奏でる。5分近いこの曲の中では長い曲。
コーダ
★★★★☆☆☆☆☆☆
乾いたピアノとギター?の音が絡み合う曲。幻想的な雰囲気を醸し出している。
4デュオ
★★★☆☆☆☆☆☆☆
弦のピッチカート。
ダンス・ド・カトル・トリオ(男4人・女8人)
★★★☆☆☆☆☆☆☆
最終曲にふさわしい力強い始まり。段々と祝祭的な雰囲気となっていく。最後は悠々と終わる。
実際バレエと同時に聴かないとつまらない。
きつね [ストラヴィンスキー バレエ]
1916年にエドモン・ド・ポリニャック公爵夫人から、自宅で上演するための小さな劇音楽を委嘱されて作ったものらしい。
ストーリーは、狐が鶏を2度にわたってだまして捕らえるが、2回とも猫と山羊によって助けられるというものらしい。
評価
★★★☆☆☆☆☆☆☆
元気に始まり少しお祭り風になる。
雰囲気がガラッと変わり、東洋風のお祭りっぽい伴奏に乗って、人々が諧謔的なメロディで次々に歌いだす。
静かになりアルトが不可思議な雰囲気の中悲しげなメロディを歌う。バリトンも同じようなメロディを歌う。
パーカッションの音が鳴り響き、再びお祭り風の元気な音楽となる。その後静かな不気味な音楽となっていく。
再びパーカッションの音が鳴り響き、混沌としてくる。
最後はメロディアスな歌を各人が歌い突然終わる。
正直あまり面白くない。