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ペレアスとメリザンド 演奏会用組曲 Op. 46 [シベリウス 劇音楽]


The Sibelius Edition: Theatre Music

The Sibelius Edition: Theatre Music

  • 出版社/メーカー: Bis
  • 発売日: 2008/07/28
  • メディア: CD



ドビュッシーのオペラでも有名なメーテルリンク原作の作品。
フォーレやシェーンベルクも音楽をつけており、なにかしら作曲家を刺激するものを持っているのであろう。

01番 城門にて
★★★★★★★★☆☆
堂々としていて壮大な雰囲気を持っていてメロディも美しい名曲。

02番 メリザンド
★★★★★★★☆☆☆
もやっとした感じで始まる。少し物悲しいメロディがオーボエによって静かにゆったりと奏でられる。途中の弦とオーボエのやり取りも美しい。

02番-a 海辺にて
★★★★★☆☆☆☆☆
こちらも、もやっとした雰囲気で始まる。段々とおどろおどろしい雰囲気となっていく。弦がビームのような音を出す。

03番 庭園の噴水のそばで
★★★★★★☆☆☆☆
少し明るく軽快な雰囲気。若干エキゾチックなメロディで弦のピッチカートの伴奏が印象的。途中若干優雅な雰囲気になり、後半盛り上がって終わる。

04番 目の不自由な三姉妹
★★★★★★☆☆☆☆
ティンパニーの激しい音で始まるが、オーボエののどかな音が鳴り渡り、一気にトーンダウンする。
少し悲しげなしかし勇気づけるようなメロディが奏でられる。元は歌曲だけに結構綺麗。

05番 パストラーレ
★★★★★★☆☆☆☆
弦のピッチカートの伴奏に乗って、のどかで牧歌的なメロディが流れる。平和な雰囲気の曲。

06番 糸を紡ぐメリザンド
★★★★★★☆☆☆☆
少し不安げな悲しいメロディの曲。

07番 幕間
★★★★★★★☆☆☆
明るく楽しげで前向きな曲。最後は壮大に終わる。

08番 メリザンドの死
★★★★★★☆☆☆☆
ゆっくりとした悲しげな雰囲気の曲。この劇音楽の中で一番長く5分以上ある。

そんなに劇付随音楽と変わらない。
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