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バーンスタイン [作曲家 伝記]


音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バーンスタイン (音楽家の伝記はじめに読む1冊)

音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バーンスタイン (音楽家の伝記はじめに読む1冊)

  • 作者: ひの まどか
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
  • 発売日: 2023/01/27
  • メディア: 単行本



久しぶりにこのシリーズを読んだ。
ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」を観たこと、最近この本が出てよく図書館で目にしていたこともありとりあえず借りてみた。

バーンスタインが、ハーバード大学出身だったことに驚いたが、彼が非常に後進の教育に尽力したこと、非常に人間的で愛情深かったこと、皆から愛されていたこと、天才的な指揮者だったことを初めて知った。そして何より非常に上手なピアニストだったことに驚いた。

彼はマーラーのような偉大な指揮者で、後世に残るような曲を残したいと思い続けていたことも初めて知った。

彼の残した3曲の交響曲も是非聴いてみたくなった。
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交響曲 第一番 ハ短調 「ズロニツェの鐘」 [ドヴォルザーク 交響曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第一楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
まるで映画音楽のような、壮大で悲しげな長大な第一主題。
優しく広がりのある第二主題。その後も、壮大な音楽が展開される。
劇的で悪くはないのだが、若干冗長。

第二楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
緩徐楽章。静かな、夜の闇を感じさせる始まり。非常にゆったりとした息の長い旋律が管楽器により静かに奏でられ、弦楽器がそれを受けて穏やかにメロディを奏でる。
時々高貴な雰囲気となるが、基本静かな感じ。若干冗長。

第三楽章
★★★★★★☆☆☆☆
ドヴォルザークらしい、民族色豊かな舞曲に始まり、中間部、高貴な雰囲気になった後、再びはじめの舞曲に戻る。

第四楽章
★★★★★☆☆☆☆☆
壮大で広がりのある楽章。基本ずっと同じ感じの雰囲気。広々とした草原をイメージさせる楽章。

全体的に悪くはないが、あまり特徴的でなくやや冗長な曲。


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序曲 謝肉祭 [ドヴォルザーク 管弦楽曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



★★★★★★☆☆☆☆
心躍る出だし。まさにお祭りの始まりを告げるかのようなスピード感あふれる楽しい雰囲気で始まる。
少し落ち着いた感じになった後、再び盛り上がり一度落ち着く。
ハープの音がなった後、恋人たちの語らいのような穏やかで美しい雰囲気となる。
再びスピード感を取り戻し、哀愁漂うメロディが流れてくる。
出だしの楽しげな雰囲気が戻り、最後は凄まじい盛り上がりを見せて終わる。
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弦楽セレナード Op.22 [ドヴォルザーク 管弦楽曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第1楽章 Moderato
★★★★★★★☆☆☆
優しく滑らかな旋律が、音程を変えながらひたすら繰り返される高貴な最初と最後の部分にはさまれて、優雅な舞曲が流れる。優しさに満ちた美しい楽章。

第2楽章 Tempo di valse
★★★★★★★☆☆☆
若干物悲しい旋律で始まるが、段々と光がさしてくるかのように明るさを増していく。
高貴さあふれるメロディが流れ美しい舞曲となる。
一度曲が止まった後、愛の語らいが始まったかのような若干哀愁漂う流れるような旋律が流れる。
はじめの若干物悲しい旋律が回帰され終わる。高貴さに満ちた楽章。

第3楽章 Scherzo; Vivace
★★★★★★★☆☆☆
高貴さに溢れた心躍る美しい始まり。すぐにゆったりとした穏やかな雰囲気となり、夢見るようなたゆたうような揺れた感じとなる。堂々とした壮大な雰囲気となった後、はじめの高貴さに溢れた美しい感じとなり、ゆったりとした高貴な雰囲気で終わる。雰囲気のコロコロと変わる遊び心に溢れた楽章。

第4楽章 Larghetto
★★★★★★★☆☆☆
天上の音楽のような、ひたすら穏やかで心休まる息の長い旋律を持った美しい雰囲気。

第5楽章 Finale; Allegro vivace
★★★★★★★☆☆☆
開放感に満ちたフィナーレにふさわしい、新しいことを予感させる始まり。緊張感に満ちた躍動感あふれる第一主題の後、少し壮大な感じの第二主題が現れる。諧謔的な展開部を経て、最後はゆったりと高貴に終わる、かと見せかけ最後は激しく壮大に終わる。

ものすごく心に残るフレーズはないが、全体的に聴きやすい。
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スケルツォ カプリチオーソ [ドヴォルザーク 管弦楽曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



★★★★★★★☆☆☆
ホルンのファンファーレで始まり。パーティーの始まりかのような楽しげな音楽となる。その後優雅なダンスの時間となる。
その後愛の語らいのような静かな音楽となる。
愛の葛藤のような少し情熱的な音楽になった後、優雅な雰囲気に戻る。
ファンファーレが鳴り響いた後ハープが幻想的な雰囲気を作り、最後は元気に終わる。

物語性が有りメロディも綺麗で聴きやすい。
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管楽セレナード Op.44 [ドヴォルザーク 管弦楽曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



第1楽章 モデラート・クワジ・マルチャ
★★★★★★☆☆☆☆
バッハを思わせる高貴な雰囲気の主題で始まる。第二主題は少し鄙びた平和な雰囲気。これが繰り返される。

第2楽章 メヌエット:テンポ・ディ・メヌエット
★★★★★☆☆☆☆☆
平和で優しいメロディで始まる。途中、運動会を思わせる速く緊張した感じとなる。最後は平和な雰囲気で終わる。

第3楽章 アンダンテ・コン・モート
★★★★★★☆☆☆☆
非常にゆったりとした穏やかで平和な始まり。途中若干の感情の高まり、陰りのあるメロディが混じるが、基本は平和な雰囲気。

第4楽章 フィナーレ:アレグロ・モルト
★★★★★☆☆☆☆☆
少し緊張感のある、激しい雰囲気で始まる。バレエのフィナーレのような楽しく華やかな雰囲気となった後、悠々とした高貴な雰囲気となる。最後は第一楽章の高貴な主題が回帰されスピード感のある楽しげな雰囲気で終わる。

管楽器の音が柔らかく鄙びた感じで全体的に平和な雰囲気が漂っている。
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自然の中で Op.91 [ドヴォルザーク 管弦楽曲]


9 Symphonies

9 Symphonies

  • 出版社/メーカー: Deutsche Grammophon
  • 発売日: 1999/11/09
  • メディア: CD



★★★★★☆☆☆☆☆
弦の低音が鳴り響く中、高音で鳥たちの鳴き声を模したような音が奏でられる。
夜明けを告げるような雰囲気となり、明るくメロディが奏でられる。
途中優雅なワルツが奏でられる。
その後不穏な空気が流れ、悲劇的な感じになるが、再び優雅なワルツとなる。
最後は、静かに眠りにつくように終わる。

面白くはあるが、普通。
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チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 [ドヴォルザーク 協奏曲]


ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD




1.Allegro
★★★★★★★★★☆
若干物悲しいが勇壮なメロディー若干優雅なメロディー決然としたブリッジというドヴォルザークにしては長いオーケストラだけの演奏を経て、チェロがオケと同じ主題を朗々と奏でる。優しく語りかけるような美しい旋律の第二主題も素晴らしい。第一主題のメロディを活かした長く壮大な展開部を経て、華やかな宮廷的なメロディが登場する。カデンツァの後、明るく第一主題が奏でられ華やかに堂々と終わる。

2.Adagio ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
牧歌的な短い前奏の後、独奏チェロが安らぎに満ちたメロディを奏でる。
その後、オケとチェロの優しい対話となる。
続いて、悲しげなメロディが登場するが、オーケストラがそれを慰めるように高音で優しいメロディを奏でる。
途中かなり感情的に高まった感じになるが、最後は穏やかに静かに終わる。

3.Allegro moderato
★★★★★★★☆☆☆
迫ってくるような短い前奏の後、哀愁漂う民族色豊かなメロディが独奏チェロによって奏でられる。その後も悲しげながら生き生きとした雰囲気で曲は進む。
途中華やかで高貴なメロディが登場する。段々と明るく華やかな感じになっていく。
後半、静かに穏やかになっていくが、最後は壮大に華やかに終わる。

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谷間の百合 [文学 フランス]


谷間の百合 (新潮文庫)

谷間の百合 (新潮文庫)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/02/01
  • メディア: 文庫



同僚から、バルザックの作品は面白い、と言われたのもあるし、結構色んなところで『ゴリオ爺さん』が言及されているのもあり、新潮文庫から出ているバルザック作品『ゴリオ爺さん』と『谷間の百合』を購入した。

まずは、どちらかというとマイナーな『谷間の百合』を読んでみた。
色んな本を読んでいるし、哲学書も何冊も読んでいるのだが、とにかく段落分けの少なさに驚いた。哲学書や学術書であればそれなりに覚悟して読み始めるのでまだ、良いのだが、一応小説ということで、会話文などもあるだろうし、ある程度読みやすいだろう、という先入観もあるのが悪かったのと思うのだが、とにかく会話文が少ない。

主人公の男性、フェリックスが、現在の恋人ナタリーに、「昔の恋の思い出」を手紙にして送ったその手紙という体をとっているからなのか、とにかく自然描写や自分の当時の内面などが綿密に詳細に綴られており、時に哲学的な考察なども入ってくるので結構読みすすすめるのに苦労する。

あとがきにもあるのだが、同じフランス文学、ラ・ファイエット夫人著『クレーブの奥方』、ルソー著『新エロイーズ』に通じる、許されぬ恋をし、そのまま肉体関係にいたらずプラトニックな関係を続けることによる悲劇という感じの書。

ドロドロした恋愛小説や、無意味な性描写が多い小説を好まない私としては、こういった類の小説は好みに合っているはずなのだが、結構どれも読み進めるのが辛い。今回もかなり苦戦した。

前半部の、青年フェリックスが美しいモルソフ伯爵夫人に恋をし、距離を縮めながらもなかなか相手の心に入り込めない箇所や、モルソフ夫人を愛しながらも、ほかの女性と肉体関係を結んでしまうあたりなど、読んでいて一番楽しいはずの部分が何故か結構苦痛だった。

しかし、後半のモルソフ夫人が、フェリックスが悶々としていた時期、どういう想いで生きていたのかが明かされる後半の手紙部分が圧巻で、このあたりから一気に面白くなる。前半部のもやっとしている部分があるからこそ、後半部の真実が見える部分が生きるのであろうが、何しろ辛かった。

もう一度是非読みたい、という類の本ではないが、結果としてはそれなりに楽しめた。
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コンタロウのひみつのでんわ [文学 日本 安房直子 か行]


コンタロウのひみつのでんわ

コンタロウのひみつのでんわ

  • 出版社/メーカー: 復刊ドットコム
  • 発売日: 2007/11/30
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)



再読 次男と一緒に読んだ。

子供たちもみんな独立し、奥さんにも先立たれた、布団屋のおじいさんの話。ある日少年がやってきて、布団を注文する。実はその少年はコンタロウというキツネの子供で、そこからコンタロウとおじいさんの交流が始まる。花を使用したひみつのでんわで、おじいさんとコンタロウは連絡を取り合い、暖かい交流を続ける。最後は、場所的に離れていても、心理的につながっていればお互いのことがわかる、という最高の結末となっている。ネット環境を使った遠隔コミュニケーションが主流の今、花と風を使用したコミュニケーションをテーマにしたこの物語。素敵すぎる。

今回読んでみて気づいた点があった。
おじいさんも独り、コンタロウというキツネも、家族が何故か皆死んでいる。恐らく人間に殺されてしまったのだろう。そんな孤独な二人が心を通わせるという話で、名作「きつねの窓」にも通じる世界観がある。

ほんわかしている中に、結構深いテーマが隠されているなあと思った。
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ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53 [ドヴォルザーク 協奏曲]


グラズノフ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲

グラズノフ/ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲

  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 1995/01/01
  • メディア: CD



1.Allegro ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
厳かな感じの短い前奏のあと、少し悲しげで伸びやかなヴァイオリン・ソロが奏でられる。その後も哀愁漂う優雅なメロディが流れる。長い展開部の後、盛り上がって第一主題に戻るところが少し感動的。

2.Adagio ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
夢見るような穏やかな旋律。中盤、ファンファーレのようなものがなり、少し堂々とした雰囲気となる。高貴な雰囲気に包まれた後、最後は穏やかに夢見るように終わる。

3.Finale: Allegro giocoso ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
開放感に満ちた、自由に鳥が飛び回るかのようなソロ・ヴァイオリンが美しいはじまる。オケも堂々としていて格好良い。途中哀愁漂う静かな音楽になるが、再び活気を取り戻して、最後は堂々と悠々と終わる。

チェロ協奏曲ほど有名ではないが、美しいメロディと雰囲気に満ちた、名曲。

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ピアノ三重奏曲 第四番 ホ短調 Op.90 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD



1.Lento maestoso - Allegro quasi doppio movimento - Lento - Allegro
★★★★★★★★☆☆
チェロの悲しげな美しい旋律で始まり、それをピアノがドラマティックに盛り上げる。
ヴァイオリンがソロで静かにメロディを奏で、沈鬱な感じになった後、晴れやかな楽しげな舞曲風の音楽となる。
再び重く悲しげな雰囲気が戻ってくる。最後は明るく楽しげに終わる。

2.Poco adagio - Vivace non troppo - Poco adagio - Vivace
★★★★★★★★☆☆
重く悲しげな雰囲気で始まる。途中、ロマ風音楽となり、哀愁漂う心躍るメロディが登場する。
再び物悲しい雰囲気に戻るが、時折見せる明るい感じとしっとりとしたメロディが心に残る。
最後は心躍る哀愁漂うメロディが回帰され元気に終わる。

3.Andante - Vivace non troppo - Andante
★★★★★★★☆☆☆
静かで敬虔で、宗教的な雰囲気で始まる。ゆったりとした間の多い静かなどこか勇壮な雰囲気で曲は進む。段々とスピード感が上がって行き、民族色豊かなメロディが登場する。最後は静かに荘厳に終わる。

4.Andante moderato (Quasi tempo di Marcia) - Allegretto scherzando - Meno mosso - Allegretto scherzando - Meno mosso - Allegro - Meno mosso - Moderato
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげではあるが、跳ねた感じの前向きな雰囲気始まる。チェロが憂いを帯びた旋律を奏で、ヴァイオリンが単調なリズムを刻む。時折違ったリズム・メロディが挟まれながら曲は進む。

5.Allegro - Meno mosso - In tempo -Meno mosso - Piu mosso
★★★★★★☆☆☆☆
チェロのピッチカートの伴奏に乗って、ゆったりとした勇壮なメロディが奏でられる。その後跳ねた感じのメロディとなるが、勇壮な感じは変わらない。

6.Lento maestoso - Vivace - Lento - Vivace
★★★★★★☆☆☆☆
最終楽章らしい勇壮な始まり。コロコロした感じとなり元気に盛り上がっていく。
壮大な、ゆったりとした郷愁を誘う美しいメロディが流れる。
最後は勇壮に終わる。

前半は素晴らしいが、後半がもう一歩。
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ピアノ三重奏曲 第三番 ヘ短調 Op.65 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番・第4番<ドゥムキー>

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD



1.Allegro ma non troppo
★★★★★★★☆☆☆
悲しげな短い弦楽器のみの前走の後、情熱的で悲劇的な主題となる。第二主題はやや穏やか。幻想的で伸びやかなやや長い展開部を経て、第一主題、第二主題が回帰され、最後はドラマティックに終わる。

2.Allegro grazioso
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味良い弦の伴奏の上で、ゆったりとしたメロディがピアノで奏でられる。中間部は少しゆったりとした若干牧歌的な雰囲気となる。最後ははじめのこ気味良い雰囲気に戻るが、段々と堂々とした感じになっていく。

3.Poco Adagio
★★★★★★★☆☆☆
穏やかで優しく素朴な旋律ではじまる。若干感情の高まりを見せるときはあるが、基本穏やかで高貴な雰囲気で曲は進む。

4.Finale: Allegro con brio
★★★★★★☆☆☆☆
面白いリズムの心沸き立つような舞曲。最後若干穏やかに叙情的になった後、急に激しくなり華やかに終わる。

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コロッケが五十二 [文学 日本 安房直子 か行]


まほうをかけられた舌 (フォア文庫)

まほうをかけられた舌 (フォア文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1979/10/01
  • メディア: 新書



町の肉屋で何十年も使われている大きなおなべがあった。肉屋のおかみさんはこのおなべがお気に入りで、コロッケを毎日山のように作って売っていた。この肉屋に、「こふきちゃん」と呼ばれる小さい女の子がいた。彼女は小さくまん丸のコロッケを作ってお店の手伝いをしている気でいた。おかみさんは、彼女が作るコロッケでは売れないし、材料がもったいないが、いたずらやけがをされるよりはまし、と考えそのままにさせてあげていた。

ある日、家族全員で午後からお出かけすることに。その午前中、こふきちゃんは自分の作ったコロッケを揚げて欲しくておかあさんに頼むが、逆に怒られてしまう。それがショックで、午後お出かけの時間になっても「いかない」と言い張る。そこで父母は二人で出かけることに。

両親が出かけたあとこふきちゃんは自分でコロッケを作ってみることに。しかしいざ油で挙げる段階になるとさすがにビビってしまう。そんな時、電話がかかってきて、コロッケを50個注文される。

これを受けいよいよコロッケを揚げることになるが、彼女は数が数えられない。そんな時、大きなおなべが助けてくれることに。こうして50個のコロッケを作ってお客を待っていると、実はお客は猫だと分かる。猫と押し問答していると、まんまるコロッケがコロコロ転がっていってしまう。町へ転がるコロッケを、猫とこふきちゃんが追いかける。いつの間にか、こふきちゃんは自分がコロッケになってしまったかのような錯覚に陥る。

コロッケを追いかけてだんだん疲れてきたところにお母さんが帰ってくる。

安房直子作品の中ではもう一歩な感じの作品ではあるが、可愛らしい作品ではある。
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ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

フランク&ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: CD



有名な方のピアノ五重奏曲。

1.Allegro ma non tant
★★★★★★☆☆☆☆
シューベルトを彷彿とさせる、優しく穏やかな前奏で始まるが、すぐに悲劇的な激しい雰囲気となる。第二主題は少し緩やかで悲しげな旋律。最後はスピードが上がり、感情的にも高まっていき、最後は勇壮に若干の明るさをもって終わる。

2.Dumka, Andante con moto
★★★★★★★☆☆☆
物悲しい、美しい旋律で始まる。恐らく変奏曲形式で、悲しげな旋律が何度も繰り返されるため心に残る。

3.Scherzo, Furiant: Molto vivace
★★★★★★★☆☆☆
軽やかで躍動感に満ちた始まり。メロディも楽しげで思わず踊りたくなるような雰囲気。中間部はゆったりとした美しい舞曲となる。最後は楽しい躍動感に満ちた雰囲気となり終わる。

4.Finale, Allegro
★★★★★★★☆☆☆
最終楽章にふさわしい開放感に満ちたスピード感のある始まり。最後は堂々と終わる。

確かに親しみやすい旋律に溢れた良い曲だと思う。


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ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.5 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD




ドヴォルザークはピアノ五重奏曲が有名なのだが、この曲は若い頃に書かれた有名ではない方のピアノ五重奏曲。

1.Allegro ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
穏やかな明るい短い前走の後、悲劇的な悲しげな第一主題となる。展開部も悲劇的な感じ。明るさのある部分もあるが、全体的に悲劇的で悲壮感が漂っている。最後は少し希望をもって終わる。


2.Andante sostenuto
★★★★★★☆☆☆☆
憂いに満ちた始まり。色々と思い悩む青年を彷彿とさせる。段々と感情が高まっていき、明るくなっていく。最後はこの上なく美しく清麗とした雰囲気となる。最後はゆったりと明るく終わる。

3.Finale: Allegro con brio
★★★★★★☆☆☆☆
少し緊迫感のある感じで始まる。明るさへ向かおうとする力と、それを抑えようとする力が対決している感じで面白い。最後は明るく堂々と終わる。

基本、悲劇的な雰囲気に支配されているが、全楽章明るく終わるのが面白い。
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木の葉の魚 [文学 日本 安房直子 か行]


夢の果て: 安房直子十七の物語

夢の果て: 安房直子十七の物語

  • 出版社/メーカー: 瑞雲舎
  • 発売日: 2005/12/10
  • メディア: 単行本



アイは、貧しい漁師の娘。
10人兄弟の一番上のアイは、結婚適齢期となり、両親は結婚相手を探すが、あまりにも貧しいのでもらい手がなかなか見つからない。ところが遠い山から時々野菜を売りに来るばあさんが、自分の息子の嫁に欲しい、と言われる。

結婚前夜、アイは母親から嫁入り道具として鍋をもらう。山の葉を2~3枚入れて、ふたをしてちょっとゆすると木の葉が素晴らしい焼き魚になるという。しかし、これを使うたびに海の魚が死んでしまうので、めったなことで使ってはいけないと言われる。

いよいよ山の家に行き、姑と夫のために、葉っぱを三昧並べてふたをしてちょっとゆするとカレイが三匹こんがりと焼けていた。その後、アイは鍋を戸棚にしまいこんで、使おうとはしなかった。

こうして平和な日々を過ごしていが、夏になると何百年かに一度の飢饉に見舞われる。食べるものにも困ったアイは、鍋を出してきて魚をやく。その匂いにつられ町の人々も次々にやってくる。噂が噂を呼び、アイの家には魚を求めて多くの人が来るようになる。その人たちに魚を出すたびに、アイは両親の呵責に苛まれるが仕方なく出し続ける。

アイの家に魚を食べに来る人々がおいていく品を売ったりするうちにアイの家はどんどん豊かになっていく。ある日夫が、村からの帰り綺麗な着物を買って帰ってくる。アイは新しい着物を抱きしめて、母親が「このなべが、お前をしあわせるする」といった母親の言葉を自分なりに解釈し、そのうちアイは喜んで魚を焼くようになる。

かなりの年月が過ぎた時、激しい雨が3日降り続きドドーッという音がなる。気がつくと姑・夫・アイの三人は海の底に。そんな時、上の方からアイを呼ぶ母親の声。父ちゃんの船も来ていると母親はアイに告げる。こうしてアイは上へ上へと向かう・・・。

欲望により破滅する人間を描いた作品ではあるが、最後は悲劇的ではなく、どこかしら希望を残したエンディングが良い。
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弦楽四重奏曲 第12番 Op.96 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


String Quartets

String Quartets

  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1990/10/12
  • メディア: CD



1.Allegro ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
美しいトレモロの前奏の後、郷愁を誘う、美しい第一主題が重なるように奏でられる。
第二主題も懐かしい感じのする伸びやかな旋律。
少し劇的な展開部を経て、牧歌的な第一主題に戻り終わる。懐かしいメロディに溢れた叙情的な楽章。

2.Lento
★★★★★★☆☆☆☆
悲しげな前奏の後、ゆったりとした哀愁に満ちた旋律が奏でられる。その後も静かなメロディが流れ続ける。幻想的で緩やかな楽章。

3.Molto vivace
★★★★★★☆☆☆☆
開放感に満ちた明るく伸びやかな始まり。中間部は、短調の悲しげな旋律が入ってくる。最後は堂々とした終わり。

4.Vivace ma non troppo
★★★★★★☆☆☆☆
民族舞踏風の楽しげな旋律始まる。途中ゆったりとした穏やかなメロディを挟む。ロンド形式。

楽しく美しいメロディが詰まった楽しい曲。
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弦楽五重奏曲 第三番 Op.97 [ドヴォルザーク 室内楽曲]


ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第3番&ピアノ五重奏曲

  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2008/12/17
  • メディア: CD



二本のヴァイオリン、二本のヴィオラ、チェロという構成。

1.アレグロ・ノン・タント
★★★★★★☆☆☆☆
若干憂いのある郷愁あふれる前奏で始まり、少し明るく伸びやかな第一主題が流れる。たまに陰のあるメロディが混じるが基本的には伸びやかで明るい楽章。最後はゆったりと優雅に終わる。

2.アレグロ・ヴィーヴォ
★★★★★★☆☆☆☆
こ気味の良い、少し跳ねた感じの快活な始まり。中間部は非常に美しい哀愁漂うゆったりとしたメロディが流れる。快活に戻って終わる。

3.ラルゲット
★★★★★★★☆☆☆
悲しみに満ちた美しい旋律で始まる。途中途中に速いパッセージが挟まれる。ロンド形式?変奏曲?

4.アレグロ・ジュスト
★★★★★★★☆☆☆
快活で心躍るメロディで始まる。少し憂いのある東欧風の舞曲となる。伸びやかな旋律も交じる。この楽章もロンド形式?楽しく美しいメロディが詰まった引き締まった最終楽章。

聴いていて楽しい、珍しい編成の曲。

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スラブ舞曲第二集 Op.72 [ドヴォルザーク ピアノ曲]


Hungarian Dances / Slavonic Dances

Hungarian Dances / Slavonic Dances

  • 出版社/メーカー: EMI Classics
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD



第1番 モルト・ヴィヴァーチェ ロ長調 4分の2拍子。オドゼメック(スロヴァキア舞曲)、複合三部形式。
★★★★★☆☆☆☆☆
明るく華やかに楽しげに始まる。途中かなり静かになる。最後は盛り上がって終わる。

第2番 アレグレット・グラツィオーソ ホ短調 8分の3拍子。ドゥムカまたはソウセツカー、複合三部形式。
★★★★★★☆☆☆☆
哀愁漂う美しいメロディで始まる。中間部は堂々とした感じになる。後半美しく印象的なメロディに戻り、最後は静かに終わる。

第3番 アレグロ ヘ長調 4分の2拍子。チェコ風の舞曲、複合三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
やや投げやりな感じで始まる。メロディもあまり立っておらず、何かが流れているだけという感じ。中間部の穏やかなメロディもよくわからない。

第4番 アレグレット・グラツィオーソ 変ニ長調 8分の3拍子。ウクライナ風のドゥムカ、複合三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かに幻想的に始まる。中盤も穏やか。単調で面白くない。

第5番 ポーコ・アダージョ 変ロ短調 8分の4拍子。シュパツィールカ、複合二部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
悲劇的に激しく始まる。少し穏やかになった後スピードが上がって激しくなる。

第6番 モデラート・クアジ・ミヌエット 変ロ長調 4分の3拍子。スタロダーヴニ(ポロネーズに似たポーランドの舞曲)、複合三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かなサラサラとした雰囲気で始まる。中盤スピードが上がり盛り上がる。最後はあっけなく終わる。

第7番 アレグロ・ヴィヴァーチェ ハ長調 4分の2拍子。コロ(クロアチアの舞曲)、複合三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しく始まる。中盤は少し情熱的になる。

第8番 グラツィオーソ・エ・レント、マ・ノン・トロッポ、クアジ・テンポ・ディ・ヴァルセ 変イ長調 4分の3拍子。ソウセツカーにマズルカの要素を加味、三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かな綺麗なメロディで始まる。途中少し哀愁漂う感じになる。普通。

二番以外あまり面白くない。
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スラブ舞曲第一集 Op.46 [ドヴォルザーク ピアノ曲]


Hungarian Dances / Slavonic Dances

Hungarian Dances / Slavonic Dances

  • 出版社/メーカー: EMI Classics
  • 発売日: 2008/12/24
  • メディア: CD



第1番 プレスト ハ長調 4分の3拍子。フリアント、複合三部形式。
★★★★★☆☆☆☆☆
激しく情熱的に始まる。中間部は明るく軽やか。再び情熱的になり、その後少し静かに穏やかになるが、最後はスピードを上げ激しく終わる。

第2番 アレグレット・スケルツァンド ホ短調 4分の2拍子。ロンド風のドゥムカ。
★★★★★☆☆☆☆☆
悲劇的な静かな始まり。少し哀愁漂う優しいメロディが流れた後、スピードを上げ楽しげなメロディとなる。悲しげなメロディと楽しげなメロディが交差する曲。最後は静かに終わる。

第3番 ポーコ・アレグロ 変イ長調 2分の2拍子。ロンド風、ポルカ風の曲。
★★★★★☆☆☆☆☆
静かな流れるような始まり。途中からスピードが上がり激しくなる。穏やかで鄙びたメロディと激しいメロディの対比が面白くはある。最後は華やかに終わる。

第4番 テンポ・ディ・ミヌエット ヘ長調 4分の3拍子。ソウセツカー風、複合三部形式。
★★★★★☆☆☆☆☆
高貴な感じで始まる。段々と民衆的な雰囲気が混じってくる。中間部は少しおどけた感じとなる。最後は高貴な雰囲気に戻り、少し静かになった後華やかに終わる。

第5番 アレグロ・ヴィヴァーチェ イ長調 4分の2拍子。スコチナーとヴルタークによるロンド形
式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
軽やかに始まる。その後もスピードが上がり楽しげにはなるが単調であまり面白くない。

第6番 アレグレット・スケルツァンド ニ長調 4分の3拍子。ソウセツカー、複合三部形式。
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し引いた感じの静かな感じで始まる。中盤盛り上がりを魅せる。再びはじめの引いた感じに戻る。最後はすこし盛り上がって終わる。こちらも単調であまり面白くない。

第7番 アレグロ・アッサイ ハ短調 4分の2拍子。テトカ(モラヴィアの舞曲)、クヴァピーク(チ
ェコの舞曲)などの組み合わせ、自由なロンド形式。
★★★★☆☆☆☆☆☆
少し哀愁漂う静かな感じで始まる。明るく楽しげなメロディが続く。この二つのメロディが順々に繰り出される。普通。

第8番 プレスト ト短調 4分の3拍子。フリアント、複合三部形式。
★★★★★☆☆☆☆☆
情熱的な激しい始まり。その後少し楽しげなメロディが続く。途中哀愁漂う静かなメロディを挟む。最後は静かに終わる。

全体的に悪くはないのだが、ブラームスの「ハンガリー舞曲」ほどのインパクトはない。

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ウェスト・サイド・ストーリー [ミュージカル]


ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション) [DVD]

ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: DVD




Story: ★★★★★★☆☆☆☆
Music:★★★★★★★★★☆

言わずと知れた、バーンスタイン作曲のミュージカルの傑作と言われている作品。
初めて見たのは15年くらい前だろうか。その当時、あまり『ロミオとジュリエット』を元にしているということを知らずに観て、なんとなく無理やりな感じのストーリーで、誰が何をしているのかイマイチ掴めずただ無茶苦茶な若者たちが無茶苦茶な事をしているだけ、という感じで全く面白いと思わなかった。

今回も、ストーリー的には、イマイチ感が拭えないが、『ロミオとジュリエット』をもとにしているということを知って見ると、かなり楽しめた。
音楽も15年前よりも、バーンスタインのメロディが体に染み込んでおり、この場面でこの曲なのか!とう感動があり、かなりよかった。

バーンスタインの名曲を染み込ませ、『ロミオとジュリエット』に熟知してから見るとかなり楽しめる作品だと思う。

だが、『屋根の上のヴァイオリン』はじめブロードウェイミュージカル特有の無意味なダンスが多めなのがやはり気になった。


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Carol [ブリテン 声楽曲]

作品番号はないが、愛らしいクリスマスに合う曲たち。
少年合唱とピアノの曲。

King Herod and the cock
★★★★★★☆☆☆☆
力強く同じリズムのピアノ伴奏に乗って、優しく穏やかなメロディが語るように歌われる。

Fancie
★★★★★☆☆☆☆☆
軽やかなピアノ伴奏に乗って、跳ねるようなメロディが歌われる。後半どんどん高まっていき、Ding Dongという歌詞が何度も繰り返される愛らしい曲。

The Oxen
★★★★★☆☆☆☆☆
少し暗い幻想的な曲。

May
★★★★★★☆☆☆☆
元気な前奏に続いて、活気に満ちた愛らしいメロディが歌われる。ファラララという部分が、いかにも楽しそう。

The Twelve Apostles
★★★★★☆☆☆☆☆
テノールの力強い歌が鳴り響き、それに少年合唱が答える。基本同じメロディがテノールと少年合唱のあいだで繰り返される。the twelve days of Christmasに似た雰囲気の曲。

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SThree Rhymes By William Soutar [ブリテン 声楽曲]

1. Dawtie's Devotion
★★★★★☆☆☆☆☆
ゆったりとした子守歌のような穏やかな曲。メロディも綺麗。

2. The Gully
★★★☆☆☆☆☆☆☆
少し明るい、楽しい思い出を人に聞かせているような曲。

3. Tradition
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気な明るい曲。
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Who are these children? Op.84 [ブリテン 声楽曲]

"A Riddle (The Earth)"
★★★★☆☆☆☆☆☆
明るく跳ねた感じのピアノ伴奏で始まり、元気な歌が流れる。

"A Laddie's Sang"
★★★★☆☆☆☆☆☆
流れるような優しいメロディの曲。

"Nightmare"
★★★★☆☆☆☆☆☆
静かな、少し恐ろしげな曲。ピアノが単音で淡々と歌とは違うメロディを奏でるのが面白い。

"Black Day"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
諧謔的な感じの跳ねた曲。

"Bed-time"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く重い曲。寝るのを嫌がっている子供の曲?

"Slaughter"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激烈な曲。「虐殺」の意?

"A Riddle (The Child You Were)"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
不思議な雰囲気の浮遊感のある短い曲。

"The Larky Lad"
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
魔法の言葉のような短い曲。

"Who Are These Children?"
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く跳ねた感じの曲。

"Supper"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗く間延びした感じのピアノ伴奏に乗って、半音階的な暗いメロディが歌われる。

"The Children"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
幻想的なゆったりとした曲。

"The Auld Aik"
★★★☆☆☆☆☆☆☆
静かなゆ~っくりとした曲。

前半は悪くないが、後半どんどんつまらなくなっていく。
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The Poet's Echo Op.76 [ブリテン 声楽曲]

1. Echo
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く陰鬱な曲。

2. My Heart
★★★★☆☆☆☆☆☆
まあまあ綺麗なメロディを持った曲。

3. Angel
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しく暗い曲。若干ショパンのスケルツォをおもわせる。

4. The Nightingale and the Rose
★★★☆☆☆☆☆☆☆
小鳥がささやくよう前奏で始まり、不気味な歌が流れる。

5. Epigram
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ピアノも歌も激しい曲。

6. Lines Written During a Sleepless Night
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗く静かなピアノ前奏で始まる。そして暗く物悲しい歌が流れる。

暗い曲集。
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Songs and Proverbs of William Blake Op.74 [ブリテン 声楽曲]

1. Loondon
★★★☆☆☆☆☆☆☆
激しい始まり。途中から間の多い、静かな感じになる。

2. The chimney sweeper
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ひたすら暗い曲。

3. The Bird A nest ー A Poison Tree
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
こちらもひたすら暗い。

4. Think in the morning
★★★☆☆☆☆☆☆☆
暗い。途中ショパンの英雄ポロネーズっぽくなる。

5. The tigers of wrath ー the fly
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い。キラキラしたピアノ伴奏の元幻想的な歌が流れる。

6. The Hours of folly ー Sun Flower
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い。激しいピアノ伴奏をはさんで、少し盛り上がる。

7. To See a World ・Every night & Every Morn
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
暗い

とにかく暗い曲集。

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Sechs Hölderlin-Fragmente Op.61 [ブリテン 声楽曲]

1. Menschenbeifall
★★★★★☆☆☆☆☆
「世の賞賛」
トリオ形式、元気に始まり、少し穏やかになり、元気の終わる。

2. Die Heimat
★★★★★☆☆☆☆☆
「故郷」
美しいメロディが、ピアノの流麗な響きの上で歌われる。

3. Sokrates und Alcibiades
★★★★★☆☆☆☆☆
「ソクラテスとアルキビアデス」
ポツポツとした単音のピアノの合間をぬって語りのような静かな歌が流れる。後半少しピアノも和音になり、歌も若干メロディアスに。

4. Die Jugend
★★★★★☆☆☆☆☆
「若き日々」
若々しいメロディの伸びやかな曲。

5. Hälfte des Lebens
★★★★☆☆☆☆☆☆
「人生半ば」
半音階を多用したゆったりとした曲。最後は盛り上がる。

6. Die Linien des Lebens
★★★★☆☆☆☆☆☆
「人生の線」
フランス印象派のようなピアノ伴奏の上を暗いメロディが流れる。

悪くはない曲集。
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Songs from the Chinese Op.58 [ブリテン 声楽曲]

ギターとテノールの曲。

1. The Big Chariot
★★★★★☆☆☆☆☆
少し東洋風のメロディを持った元気な曲。

2. The Old Lute
★★★★★☆☆☆☆☆
味わい深いゆったりとした曲。Ancient Melodyという言葉が聞こえる。

3. The Autumn Wind
★★★★★☆☆☆☆☆
元気で快活な曲。

4. The Herd-boy
★★★★★☆☆☆☆☆
悲しげなメロディで始まるが、すぐに諧謔的な感じになる。

5. Depression
★★★★☆☆☆☆☆☆
ゆったりとした不思議なメロディの曲。

6. Dance Song
★★★★☆☆☆☆☆☆
元気な不思議なメロディの曲。

ギター伴奏というのも珍しいし、結構異国情緒漂う面白い曲集。

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Two Settings of Thomas Hardy [ブリテン 声楽曲]

1. If it's ever spring again
★★★★★☆☆☆☆☆
少し暗めだが親しみ安いメロディで心落ち着く。Hardyの少しくらいが優しい世界観が良く出ている。

2. The Children and Sir Nameless
★★★★★☆☆☆☆☆
少し明るく、若干ファンファーレ風の音もなり、楽しい。

Hardyの世界観がよく表れている曲。
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